AWS アカウント間で既存のインスタンスまたは AMI を転送することはできません。代わりに、EC2 イメージをある AWS アカウントから別の AWS アカウントに手動で移行することができます。
解決方法
注: 以下のステップは、暗号化されていない Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリュームを持つインスタンスにのみ適用されます。
移行元アカウントとして使用するインスタンスからカスタム AMI を作成します。必要な EBS データボリュームをすべて AMI に含めてください。AMI に静的 IP 設定がないことを確認してください。これにより、接続の問題が発生する可能性があります。手順については、次のいずれかをご参照ください。 実行中のインスタンスから Windows AMI を作成する インスタンスから Linux AMI を作成する 注:インスタンスストアボリュームに格納されたデータは AMI では保持されません。このデータは、AMI から起動するインスタンスのインスタンスストアボリュームには存在しません。
ターゲットのアカウントインスタンスからカスタム AMI を作成します。移行元のアカウントが元の共有 AMI を登録解除した後に、このコピーを使用して複雑になる事態を防ぐことをお勧めします。
インスタンスを実行する必要がない場合は、ソースアカウントの AMI の登録を解除します。実行中のインスタンスを終了して関連するスナップショットを削除する方法については、Amazon EBS-backed AMI のクリーンアップをご参照ください。
注: アカウント A からアカウント B に AMI を共有し、その後アカウント A から AMI を登録解除する場合、アカウント B の AMI から新しいインスタンスを起動することはできません。アカウント A に AMI を登録したままにして、後で新しいインスタンスを起動することもできます。または、AMI の登録を解除しながらも、新しいインスタンスを起動することができるように、以下のいずれかの回避策を利用します。
アカウント A で AMI を登録解除する前に、アカウント B の共有 AMI から新しいインスタンスを起動してください。元のアカウントで AMI を登録解除しても、共有 AMI から起動されたインスタンスには影響しません。AMI の登録解除後に新しいインスタンスを起動する必要がある場合は、新しいインスタンスのいずれかから新しい AMI を作成できます。
アカウント B の同じリージョンまたは別のリージョンに AMI をコピーします。これにより、元の AMI を保持することができるほか、アカウント B でそれを使用することなくバックアップを作成することもできます。