Slack アプリからデータを抽出し、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) にロードしたいと考えています。この目的で Amazon Appflow を使用する方法を教えてください。
簡単な説明
Slack データを Amazon S3 にロードするには、まず Slack にアプリを作成します。次に、Amazon Appflow を使用して、そのアプリケーションから Amazon S3 にデータを抽出します。この記事で説明する方法を使用して、既存の Slack アプリから Amazon S3 にデータをロードすることもできます。
そのためには、次のことが必要です。
- クライアント ID、クライアントシークレット、Slack インスタンス名をメモしておきます。
- リダイレクト URL を設定します。
- 必要なユーザースコープを Slack で設定します。
解決方法
- Slack にログインし、ワークスペースを作成します。
- チャンネルを作成し、E メール ID を追加してユーザーにアクセスを許可します。
- [Create App] (アプリを作成) ボタンを選択して、作成したワークスペースにアプリを作成します。
- アプリを作成したら、確認ページに表示される次の情報を書き留めます。この情報は、Slack への Amazon AppFlow コネクタを作成するために必要です。次の例を参照してください。
- アプリ ID: A0****D
- アプリ作成日: October 20, 2021
- クライアント ID: 2****97.2**9
- クライアントシークレット: 5****95
- 署名のシークレット: d0****f4
- 検証コード: u******Q
- 同じページの [Install your app] (アプリのインストール) セクションで、アクセス許可の範囲を選択します。
- [User Token Scopesユーザートークンスコープ] (ユーザートークンスコープ) で、ユーザートークンの OAuth スコープを追加します。
- [リダイレクト URL] に、次のような URL を追加します。
- us-eas-1 リージョンの場合: https://console.aws.amazon.com/appflow/oauth
- その他すべてのリージョンの場合: https://region.console.aws.amazon.com/appflow/oauth注: この URL の "region" は実際に使用しているリージョンでに置き換えてください。
- Amazon AppFlow コンソールを開きます。
- [フローを作成] を選択し、[送信元名] で [Slack] を選択します。
- [Choose Slack connection] (Slack 接続を選択) で、[Create new connection] (新しい接続を作成) を選択します。
- ステップ 4 でメモした詳細を [Connect to Slack] (Slack に接続) に入力します。
- [送信先名] で [Amazon S3] を選択し、[Destination bucket] (送信先バケット) で、使用する S3 バケットを選択します。
- すべてのフィールドをマップし、[Run flow] (フローを実行) を選択します。
- フローの実行が終了したら、送信先として指定した S3 バケットの出力ファイルを確認します。
関連情報
What is Amazon AppFlow? (Amazon AppFlow とは)
Supported source and destination applications (サポートされている送信元と送信先アプリケーション)