Aurora Serverless v1 を使用する Aurora MySQL 互換クラスターを、最小限のダウンタイムで Aurora Serverless v2 に移行する方法を教えてください。

所要時間1分
0

Aurora Serverless v1 を使用する Amazon Aurora MySQL 互換エディションのクラスターを、最小限のダウンタイムで Aurora Serverless v2 に移行したいです。

解決策

注: AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) コマンドの実行中にエラーが発生した場合は、「AWS CLI で発生したエラーのトラブルシューティング」を参照してください。また、AWS CLI の最新バージョンを使用していることを確認してください。

Aurora MySQL クラスターをプロビジョニングされたクラスターに変換する

次の手順を実行します。

  1. Aurora MySQL クラスターにカスタムパラメータグループがある場合は、最初にバイナリロギングを有効にしてから、binlog_format パラメータを MIXED または ROW に設定します。
  2. (オプション) Aurora MySQL クラスターがデフォルトのパラメータグループを使用している場合は、最初にカスタムパラメータグループを作成してから、バイナリロギングを有効にします。次に、binlog_format パラメータを MIXED に設定します。
  3. お使いの Aurora MySQL クラスターに、カスタムパラメータグループを関連付けます
  4. modify-db-cluster コマンドを実行し、Aurora MySQL Serverless v1 クラスターをプロビジョニングされたクラスターに変換します。
    注: 次のコマンドでは、変更中にダウンタイムが発生します。
    aws rds modify-db-cluster \
    --db-cluster-identifier example-cluster-name \
    --engine-mode provisioned \
    --allow-engine-mode-change \
    --db-cluster-instance-class db.r5.xlarge \
    --apply-immediately
    注: example-cluster-name を実際のクラスターの名前に置き換えます。

プロビジョニングされたクラスターを Aurora Serverless v2 を使用するように変換する

次の手順を実行します。

  1. describe-orderable-db-instance-options コマンドを実行し、Aurora Serverless v2 をサポートする Aurora MySQL のバージョンを確認します。

    aws rds describe-orderable-db-instance-options \
    --engine aurora-mysql \
    --db-instance-class db.serverless \
    --region example-region \
    --query 'OrderableDBInstanceOptions[].[EngineVersion]' \
    --output text

    注: example-region は、お使いの AWS リージョンに置き換えます。

  2. 最小限のダウンタイムでプロビジョニングされたクラスターを Aurora Serverless v2 をサポートするバージョンにアップグレードするために、ブルー/グリーンデプロイを作成します。グリーン環境用には、新しいバージョンを選択する必要があります。
    注: ブルー/グリーン環境の作成には時間がかかりますが、ダウンタイムは発生しません。アップグレードはグリーン環境で行われます。

  3. インスタンスクラス db.serverless を使用してグリーンクラスターに Aurora Serverless リーダーを追加します。

  4. グリーンクラスターを選択し、追加したインスタンスをライターインスタンスに変換します。

  5. [アクション][フェイルオーバー] の順に選択します。

  6. (オプション) クラスター内でプロビジョニングされたデータベースを使用しない場合は、プロビジョニングされたデータベースを削除します。

  7. Aurora MySQL Serverless v2 でグリーン環境をテストするには、アプリケーションで使用できるブルーインスタンスを使用します。

  8. グリーン環境に切り替えます

  9. ブルー/グリーンデプロイリソースを削除します

関連情報

Aurora Serverless v1 クラスターから Aurora Serverless v2 へのアップグレード

AWS公式
AWS公式更新しました 6ヶ月前
コメントはありません

関連するコンテンツ