Aurora PostgreSQL と互換性のある DB インスタンスのスナップショットのコピーに時間がかかるのはなぜですか?

簡単な説明

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) と Amazon Aurora DB インスタンスは、スナップショットメソッドを使用してバックアップできます。スナップショットのコピー には、自動バックアップまたは手動の DB クラスタースナップショットのコピーが含まれます。スナップショットをコピーして、手動スナップショットを作成します。スナップショットのエクスポートには、DB クラスターのスナップショットデータの Amazon Simple Storage Solution (Amazon S3) バケットへのエクスポートが含まれます。

スナップショットバックアップは、異なる AWS リージョン間で、または同じリージョン内でコピーできます。一意の識別子を使用してコピーを複数作成することもできます。これらのスナップショットのコピーまたはエクスポートには時間がかかる場合があります。

スナップショットのコピーまたはエクスポートの完了にかかる時間は、次を含むさまざまな要因に影響されます。

• ボリュームのサイズ
• ボリュームの最初のスナップショット (フルコピー) 、または増分スナップショットかどうか
• 前回のスナップショット以降に変更されたブロックの数
• 共有ネットワーク帯域幅
• ボリュームの書き込みアクティビティ

注: 最初のスナップショットコピーは常にフルコピーとなります。通常、この処理は完了までに時間がかかります。同じターゲットから同じデスティネーションへコピーする以降のスナップショットは増分です。通常、この処理にかかる時間は短くなります。

解決方法

**注:**AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) コマンドの実行中にエラーが発生する場合は、使用する AWS CLI バージョンが最新であることを確認してください。

Aurora PostgreSQL と互換性のある DB インスタンスのスナップショットのコピーに時間がかかる

Snapshot のコピー時間も複数の要因によって異なり、コピーに数時間かかる場合があります。以下の要因が考えられます。

• スナップショットのコピー処理を行うリージョン
• コピーするデータの量
• 特定のソースリージョンから同時に発生したクロスリージョンがリクエストするスナップショットの数

関係する AWS リージョンとコピーするデータの量によって、クロスリージョンのスナップショットのコピーが完了するまでに数時間かかる場合があります。場合によっては、特定のソースリージョンから大量のクロスリージョンスナップショットコピーがリクエストされることがあります。このような場合、Amazon RDS は、そのソースリージョンからの新しいクロスリージョンコピーのリクエストをキューに入れる可能性があります。Amazon RDS は、進行中のコピーが完了するまでこの処理を行います。キューに入っている間は、コピーリクエストに関する進行状況は表示されません。進行状況は、コピーの開始時にのみ表示されます。

ダッシュボードには 100% と表示されますが、スナップショットのエクスポートはまだ進行中です

スナップショットを Amazon S3 にエクスポートすると、タスクは進行中でも 100% と表示される場合があります。エクスポートの処理中に初期データのサイズが測定され、継続的に修正されます。パーセンテージは、推定されたデータサイズに対する抽出データに基づき計算されます。そのため、ステータスが進行中の場合でも、パーセンテージが 100% と表示されることがあります。スナップショットの進行状況を監視するには、AWS CLI を使用して、TotalExtractedDataInGB を含む DescribeExportTask コマンドを実行します。

例:

$ aws rds describe-export-tasks --export-task-identifier <TaskIdentifier>

{

    "ExportTasks": [

        {

            "ExportTaskIdentifier": "XXX",

            "SourceArn": "arn:aws:rds:us-east-1:XXXX:snapshot:rds:XXXX-2022-11-06-09-54",

            "SnapshotTime": "2022-11-06T09:55:00.522000+00:00",

            "S3Bucket": "XXXX",

            "S3Prefix": "",

            "IamRoleArn": "arn:aws:iam::XXXX:role/service-role/XXXX",

            "KmsKeyId": "arn:aws:kms:us-east-1:XXXXX:key/XXXXXXX",

            "Status": "STARTING",

            "PercentProgress": 0,

            "TotalExtractedDataInGB": 0  

        }

    ]

}

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関連情報

DB クラスタースナップショットの作成