スタックの作成中に AWS CloudFormation スタックが ROLLBACK_IN_PROGRESS ステータスになったら E メールアラートを受信したいと考えています。
解決方法
CloudFormation スタックが ROLLBACK_IN_PROGRESS 状態になると、Amazon EventBridge からの通知が Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) トピックに送信されます。この CloudFormation イベントに一致するイベントパターンで EventBridge ルールを作成するには、次の手順を実行します。
**注:**EventBridge ルールが確実に呼び出されるようにするには、CloudFormation スタックと同じ AWS リージョンにルールを作成してください。
SNS トピックとメールアラートのサブスクリプションを作成する
SNS トピックとメールアラートのサブスクリプションを作成するには、次の手順を実行します。
- Amazon SNS コンソールを開きます。
- ナビゲーションペインで、[トピック] を選択します。
**注:**既存のトピックを使用するには、そのトピックをリソースリストから選択して手順7に進んでください。
- [トピックの作成] を選択します。
- [名前] には、トピック名を入力します。
- [表示名] には、表示名を入力します。
- [トピックの作成] を選択します。
- SNS トピックの ARN をメモし、後でわかるようにしておきます。
- [サブスクリプションの作成] を選択します。
- [トピック ARN] には、手順7でメモした SNS トピック ARN を選択します。
- [プロトコル] には、[E メール] を選択します。
- [エンドポイント] には、メールアドレスを入力します。
- [サブスクリプションの作成] を選択します。
- E メールの受信トレイに Amazon SNS からのサブスクリプション確認メールメッセージが届いていることを確認します。そこで [サブスクリプションの確認] を選択すると、サブスクリプション確認メッセージがブラウザに表示されます。
EventBridge ルールを作成する
EventBridge ルールを作成するには、次の手順を実行します。
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Amazon EventBridge コンソールを開きます。
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ナビゲーションペインで、[ルール] を選択します。
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[ルールの作成] を選択します。
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ルールの [名前] を入力し、オプションで [説明] を入力します。
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[イベントバス] には、[AWS デフォルトイベントバス] を選択します。
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[ルールタイプ] には、[イベントパターン付きルール] を選択します。
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[次へ] を選択します。
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[作成方法] には、[カスタムパターン (JSON エディタ)] を選択します。
-
[イベントパターン] には、サンプルイベントパターンのいずれかからコピーします。
次のサンプルイベントパターンでは、CloudFormation スタックの状態が ROLLBACK_IN_PROGRESS に変わると、イベント詳細データを使用してスタック状態変更イベントを照合しています。
{
"source": [
"aws.cloudformation"
],
"detail-type": [
"CloudFormation Stack Status Change"
],
"detail": {
"status-details": {
"status": [
"ROLLBACK_IN_PROGRESS"
]
}
}
}
-
[次へ] を選択します。
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[ターゲットタイプ] には、[AWS サービス] を選択します。
-
[ターゲットを選択] には、ドロップダウンリストから [SNS トピック] を選択します。
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[トピック] には、メールアラート向けに作成した Amazon SNS トピックを選択します。
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[次へ] を選択します。
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ルールに関連するタグをすべて追加して、[次へ] を選択します。
-
ルールの設定を確認して、[ルールを作成] をクリックします。
関連情報
Amazon EventBridge を使用した AWS CloudFormation イベントの管理
イベントに反応する Amazon EventBridge ルールの作成