Windows Server で CloudWatch エージェントを使用して、Performance Monitor のメトリクスを確認する方法を教えてください。
Windows Server の Amazon CloudWatch エージェントを使用して、Performance Monitor について収集されたメトリクスを取得したいと考えています。
解決策
Windows サーバーに CloudWatch エージェントをインストールして設定し、Windows Performance Monitor のメトリクスを確認するには、次の手順を実行します。
前提条件:
- インターネットにアクセスできる、パブリックサブネット上の Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンス。または、Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) エンドポイントにアクセスできるプライベートサブネット上の EC2 インスタンス。
- インスタンス用の AWS Identity and Access Management (IAM) プロファイルとロール。
- AWS Systems Manager Agent (SSM Agent)。
- CloudWatch エージェント。
インスタンスを起動する
次の手順を実行します。
- インスタンスを起動します。
- リモートデスクトッププロトコル (RDP) でインスタンスに接続します。
注: CloudWatch エージェントは、Windows Server 2016、2019、64 ビットバージョンの Windows Server 2022 をサポートしています。
CloudWatch エージェントをインストールする
CloudWatch エージェントをインストールするには、エージェントを自動または手動でダウンロードします。
CloudWatch エージェントを自動的にダウンロードする
AWS-ConfigureAWS パッケージを使用してエージェントをインストールするには、「エージェント設定を使用して EC2 インスタンスに CloudWatch エージェントをインストールする」を参照してください。
CloudWatch エージェントを手動でダウンロードする
CloudWatch エージェントを手動でダウンロードするには、次のコマンドを実行します。
Invoke-WebRequest -Uri https://s3.amazonaws.com/amazoncloudwatch-agent/windows/amd64/latest/amazon-cloudwatch-agent.msi -OutFile $env:USERPROFILE\Downloads\amazon-cloudwatch-agent.msi -UseBasicParsing Invoke-Item $env:USERPROFILE\Downloads\amazon-cloudwatch-agent.msi
設定ファイルを作成する
.msi ファイルをダウンロードしたら、ウィザードを使用して JSON 設定ファイルを作成します。または、設定ファイルを手動で作成することもできます。
ウィザードを使用して CloudWatch 設定ファイルを作成する
-
amazon-cloudwatch-agent-config-wizard を使用し、CloudWatch 設定ファイルを作成します。
ファイル例{ "logs": { "logs_collected": { "files": { "collect_list": [ { "file_path": "C:\\Users\\Administrator\\Desktop\\CWMetricsLogs", "log_group_name": "CWMetricsLogs", "log_stream_name": "{instance_id}", "retention_in_days": -1 } ] }, "windows_events": { "collect_list": [ { "event_format": "xml", "event_levels": [ "VERBOSE", "INFORMATION", "WARNING", "ERROR", "CRITICAL" ], "event_name": "CloudWatchAgent", "log_group_name": "CloudWatchAgent", "log_stream_name": "{instance_id}", "retention_in_days": -1 } ] } } }, "metrics": { "aggregation_dimensions": [ [ "InstanceId" ] ], "append_dimensions": { "AutoScalingGroupName": "${aws:AutoScalingGroupName}", "ImageId": "${aws:ImageId}", "InstanceId": "${aws:InstanceId}", "InstanceType": "${aws:InstanceType}" }, "metrics_collected": { "LogicalDisk": { "measurement": [ "% Free Space" ], "metrics_collection_interval": 30, "resources": [ "*" ] }, "Memory": { "measurement": [ "% Committed Bytes In Use" ], "metrics_collection_interval": 30 }, "Paging File": { "measurement": [ "% Usage" ], "metrics_collection_interval": 30, "resources": [ "*" ] }, "PhysicalDisk": { "measurement": [ "% Disk Time", "Disk Write Bytes/sec", "Disk Read Bytes/sec", "Disk Writes/sec", "Disk Reads/sec" ], "metrics_collection_interval": 30, "resources": [ "*" ] }, "Processor": { "measurement": [ "% User Time", "% Idle Time", "% Interr\upt Time" ], "metrics_collection_interval": 30, "resources": [ "*" ] }, "TCPv4": { "measurement": [ "Connections Established" ], "metrics_collection_interval": 30 }, "TCPv6": { "measurement": [ "Connections Established" ], "metrics_collection_interval": 30 }, "statsd": { "metrics_aggregation_interval": 60, "metrics_collection_interval": 30, "service_address": ":8125" } } } }
-
(オプション) Performance Monitor で使用できる他のパフォーマンスカウンターを追加するには、次のコマンドを実行します。
"PerformanceCounter-Family(processor, logical disk, memory etc.)": { "measurement": [ "Counter-name ("%Usage, "% free space" etc.)" ], "metrics_collection_interval": 30, "resources": [ "Counter Property ( "_total", "C:/" etc.) ] },
注: 上記のコマンドでは、例の値をお使いの値で置き換えてください。また、エージェントがカウンタのデータポイントをプッシュできるように、カウンタが Windows Performance Monitor に表示されていることを確認してください。
-
ファイルは、C:\Program Files\Amazon\AmazonCloudWatchAgent にあります。
-
CloudWatch エージェントを起動するには、次の Windows PowerShell コマンドを実行します。
"C:\Program Files\Amazon\AmazonCloudWatchAgent\amazon-cloudwatch-agent-ctl.ps1" -a fetch-config -m ec2 -s -c file:"C:\Program Files\Amazon\AmazonCloudWatchAgent\config.json"
設定ファイルを手動で作成する
JSON ファイルを手動で作成する方法については、「CloudWatch エージェント設定ファイルを手動で作成、編集する」を参照してください。
Windows Server 用の設定ファイルのスキーマ定義の例:
installation-directory/amazon-cloudwatch-agent-schema.json
ファイルを作成したら、エージェントをインストールする他の Windows Server にファイルをコピーします。
CloudWatch の Performance Counters メトリクスを確認する
次の手順を実行します。
- CloudWatch コンソールを開きます。
- ナビゲーションペインの [メトリクス] で、[EC2] を選択します。
- [カスタム名前空間] セクションで [CWAgent] を選択します。
- ImageID、InstanceID、InstanceType、instance、objectname、InstanceID のいずれかでソートします。
関連情報
関連するコンテンツ
- 質問済み 1年前lg...
- AWS公式更新しました 2年前