AWS Transit Gateway のアタッチメントを備えています。Amazon CloudWatch メトリクスを使用してスループットを計算し、スループットベースの通知を設定したいと考えています。
簡単な説明
CloudWatch メトリクスを使用して、Transit Gateway アタッチメントのスループットを計算します。スループットが指定値を超えると警告が表示されるようアラートを設定するには、Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) 通知を含む CloudWatch アラームを作成します。
重要: スループットの計算は概算であり、その時点での帯域幅の使用に関する情報を正確に提供するものではありません。CloudWatch メトリックスアラームは、15 分以上にわたってスループットを超えた接続に対して有効です。
解決策
次の手順では、Transit Gateway アタッチメントのスループットを計算します。様々なタイプの添付ファイルに対し、同様の計算を使用します。
- CloudWatch コンソールを開き、Transit Gateway に関連付けられている AWS リージョンを選択します。
- ナビゲーションペインで [メトリクス] を選択します。次に、[すべてのメトリクス] を選択します。
- [すべてのメトリクス] で [Transit Gateway] を選択します。次に、[Per-TransitGatewayAttachmentMetrics] を選択します。
- 測定したい Transit Gateway アタッチメントの [BytesIn] メトリクスと [BytesOut] メトリクスを選択します。
- [グラフ化したメトリクス] タブを選択し、次のパラメータを設定します。
統計情報: SUM
ピリオド: 5 分
- [数式を追加] を選択します。
- ドロップダウンリストから [空の式で開始] を選択し、数式ボックスに「(m1+m2)*8/300」と入力します。
この式は、出力計算のためにバイト/秒 (Bps) をビット/秒 (bps) に変換します。変数は、次の値を表します。
m1 = BytesIn
m2 = BytesOut
- [適用] を選択します。
- グラフ化したメトリクスのセクションに、追加した式と式に含まれたメトリクスが表示されます。グラフセクションに式を表示するための方法として、追加した式のみを選択することがあります: (m1+m2)*8/300。出力はビット/秒です。
**注:**m1 と m2 を消去すると、数式のみを選択できます。
- メトリクスの数式に基づいて、CloudWatch アラームを作成します。アラームを作成するときは、次の値を設定します。
[メトリックの選択] に、手順 7 で作成された式を入力します。その式だけ選択します。
[条件] セクション内では、モニタリングしたいスループット値を条件として設定します。たとえば、スループットが 100 Mbps に達したときに通知を受けるには、Greater/Equal (>) 1,000,000,00と入力します。
[追加設定] セクションで、[アラームを実行するデータポイント] を [3 個中 3 個] に設定します。
- (オプション) CloudWatch アラームの Amazon SNS 通知を設定します。
関連情報
Transit Gateway のメトリクス