AWS Database Migration Service (AWS DMS) タスクの検証を有効にしましたが、検証に失敗したり、その処理が行われなかったりします。
簡単な説明
AWS DMS タスクの検証機能を使用すると、テーブルレベルで統計を確認し、データ検証の設定を行うことができます。
解決策
注: AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) コマンドの実行中にエラーが発生した場合は、「AWS CLI で発生したエラーのトラブルシューティング」を参照してください。また、AWS CLI の最新バージョンを使用していることを確認してください。
データ検証の情報の確認には、AWS DMS コンソール、AWS CLI、AWS DMS API のいずれかを使用できます。
AWS DMS コンソールを使用する
次の手順を実行します。
- AWS DMS コンソールを開きます。
- ナビゲーションペインで [データベース移行タスク] を選択します。
- タスクの名前を選択します。
- [テーブル統計情報] セクションで検証状態を確認します。
AWS CLI を使用する
JSON 形式のデータ検証レポートを確認するには describe-table-statistics コマンドを実行します。
aws dms describe-table-statistics --replication-task-arn arn:aws:dms:us-east-1:45454545454:rep:XXXXXXXXXXXXXXXXXX
AWS DMI API を使用する
DescribeTableStatistics 操作を実行します。
検証のトラブルシューティング
検証の状態が Mismatched records の場合は、awsdms_validation_failures_v1 テーブルをクエリすると、AWS DMS によりターゲットデータベースにテーブル awsdms_validation_failures_v1 が作成されます。
select * from awsdms_validation_failures_v1 where TASK_NAME = 'XXXXXXXXXXXXXXXXXX';
注: TASK_NAME 値はタスクの外部リソース ID であり、タスクの ARN の最後の値です。
失敗したレコードのプライマリキーを取得した後、ソースエンドポイントとターゲットエンドポイントにクエリを実行して、レコードの一致しない部分を確認します。
検証の状態が Pending records である場合は、タスク検証設定の ThreadCount パラメータを設定することで、検証のパフォーマンスを向上させることができます。詳細については、「データ検証タスクの設定」を参照してください。
その他の検証状態については、「レプリケーションタスクの統計情報」を参照してください。CloudWatch メトリクスを使用すると、検証の進行状況を監視できます。
関連情報
トラブルシューティング
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