Amazon EBS ボリュームを Amazon EC2 インスタンスにアタッチできない理由を知りたいです。

解決策

Amazon EBS ボリュームを Amazon EC2 インスタンスにアタッチできない一般的な理由を次に示します。

EC2 インスタンスと EBS ボリュームが、異なるアベイラビリティーゾーンにある

EBS ボリュームが、それを作成したアベイラビリティーゾーン特有のものであるボリュームをアタッチするインスタンスが同じアベイラビリティーゾーンにあることを確認してください。AWS アカウントで使用できるアベイラビリティーゾーンを確認するには、「使用可能なアベイラビリティーゾーン」を参照してください。ボリュームが配置されているアベイラビリティーゾーンを確認するには、「Amazon EBS ボリュームに関する情報を確認する」を参照してください。

指定したデバイス名は既に使用されている

インスタンスにボリュームをアタッチするときに、Amazon EC2 が使用するボリュームのデバイス名を指定します。Amazon EC2 では、重複するデバイス名を使用することはできません。デバイス名が既に使用されている場合、操作は次のエラーで失敗します。

"unixDevice に無効な値 '/dev/abc' があります。アタッチメントポイント /dev/abc は既に使用中です"

このエラーを解決するには、別のデバイス名を選択してください。詳細については、「Amazon EC2 インスタンス上のボリュームのデバイス名」を参照してください。

ボリュームが EC2 インスタンスから強制的にデタッチされた場合も、ブロックデバイスドライバーはそのデバイス名を引き続き使用することがあります。これが原因で、そのボリュームではデバイス名を使用できません。別のデバイス名を選択するか、インスタンスを再起動する必要があります。

詳細については、「Amazon EC2 インスタンスから Amazon EBS ボリュームをデタッチする」を参照してください。

ボリュームまたはインスタンスが正しく動作していない

インスタンスの状態が running または stopped である場合にのみ、ボリュームをインスタンスにアタッチできます。インスタンスの状態が pending または stopping の場合、ボリュームをアタッチすることはできません。また、ボリュームをインスタンスにアタッチするときは、ボリュームが使用可能な状態である必要があります。

ボリュームの状態が attaching から変化しない場合は、「EBS ボリュームが attaching 状態で止まる理由を知りたいです」を参照してください。

Amazon EC2 がインスタンスボリュームの最大制限に達した

インスタンスがサポートするボリュームの最大数は、インスタンスのタイプとオペレーティングシステムに左右されます。ボリュームをアタッチできなかったが、エラーメッセージが表示されない場合は、インスタンスのボリューム制限を確認してください。

ボリュームに AWS Marketplace の製品コードがある

ボリュームに AWS Marketplace の製品コードがある場合は、そのボリュームにある AWS Marketplace コードへのサブスクライブが必要です。また、インスタンス設定はその AWS Marketplace コードの要件に準拠している必要があります。詳細については、「Amazon EC2 インスタンスに Amazon EBS ボリュームをアタッチする」の「考慮事項」セクションを参照してください。

IAM ユーザーまたはロールが、AttachVolume アクションの実行を許可されていない

Amazon EC2 AttachVolume API を使用して EBS ボリュームをインスタンスにアタッチします。お使いの Identity and Access Management (IAM) ユーザーまたはロールに、AttachVolume API アクションを実行するための IAM ポリシーアクセス許可がない場合があります。または、AWS Organizations のサービスコントロールポリシー (SCP) によって IAM ユーザーまたはロールが制限される場合があります。次のエラーが発生します。 "この操作の実行を許可されていません。エンコードされた認証エラーメッセージ: ...."

この問題を解決するには、「IAM ポリシーでの、アクセス拒否または不許可エラーをトラブルシューティングする方法を教えてください (https://docs.aws.amazon.com/ebs/latest/userguide/ebs-attaching-volume.html)」を参照してください。