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EC2 インスタンス上の Elastic IP アドレスに関する問題をトラブルシューティングする方法を教えてください。

所要時間2分
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Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスに関連付けられている Elastic IP アドレスを割り当てたり解放したりする際に、エラーが発生します。また、意図せず削除した Elastic IP アドレスを復元する必要があります。

解決策

発生した Elastic IP アドレスの問題に応じて、次のトラブルシューティング手順を実行します。

意図せず削除した Elastic IP アドレスを回復する

Elastic IP アドレスを解放した場合は、「EC2 インスタンスに関連付けられているパブリック IP アドレスまたは Elastic IP アドレスを回復する方法を教えてください」を参照してください。

インスタンスを削除しても、関連付けられた Elastic IP アドレスが解放されなかった

Elastic IP アドレスを解放するには、まずそのアドレスとリソースとの関連付けを解除する必要があります。その後、アドレスを別のリソースに再度関連付けることができます。仮想プライベートクラウド (VPC) で使用するために割り当てたものの、インスタンスには関連付けていない各 Elastic IP アドレスにも料金が発生します。Elastic IP アドレスが必要ない場合は、解放します。

新しい Elastic IP アドレスを割り当てる際にエラーが発生する

新しい Elastic IP アドレスを割り当てる際、次のエラーが表示される場合があります。

「Elastic IP address could not be allocated.The maximum number of addresses has been reached」 (割り当てられるアドレスの最大数に達しています)

すべての AWS アカウントには、AWS リージョンごとに、最大 5 個の Elastic IP アドレスというクォータが設定されています。この問題を解決するには、使用している Elastic IP アドレスの数を確認してください。

追加の Elastic IP アドレスが必要な場合は、クォータの増加をリクエストし、次の設定を行います。

  • [AWS Services][Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)] を選択します。
  • [EC2-VPC Elastic IP] を選択します。
  • [アカウントレベルでの増加をリクエスト] を選択します。

Elastic IP アドレスをいずれかのインスタンスに関連付けるとエラーが発生する

Elastic IP アドレスをインスタンスに関連付ける際、次のエラーが表示される場合があります。

「Elastic IP address could not be associated.You are not authorized to perform this operation」 (この操作の実行は許可されていません)

AllocateAddress および AssociateAddress API を使用するには、AWS Identity and Access Management (IAM) ユーザーまたはロールにアクセス許可が必要です。

API を使用する IAM ユーザーまたはロールにアタッチされている IAM ポリシーに、次のアクセス許可を追加します。

{    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Effect": "Allow",
            "Action": [
                "ec2:AllocateAddress",
                "ec2:AssociateAddress"
            ],
            "Resource": "*"
        }
    ]
}

アカウントから Elastic IP アドレスを解放する際にエラーが発生する

アカウントから Elastic IP アドレスを解放する際、次のエラーが表示される場合があります。

「Elastic IP address could not be released.You do not have permission to access the specified resource」 (指定したリソースへのアクセスは許可されていません)

上記のエラーメッセージは、AWS マネージドサービス (AMS) でサポートされるサービスが使用する Elastic IP アドレスを解放したり、関連付けを解除したりする際に表示されます。

AMS でサポートされるサービスに関連付けられた Elastic IP アドレスを解放するには、そのアドレスを使用しているリソースを削除します。たとえば、Elastic IP アドレスが NAT ゲートウェイにアタッチされている場合は、その NAT ゲートウェイを削除すると、Elastic IP アドレスを解放できます。

AWS公式更新しました 7ヶ月前
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