FSx for ONTAP のボリュームサイズとファイルシステム SSD ストレージにはどのような違いがありますか?

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ファイルシステムのサイズよりも大きい Amazon FSx for NetApp ONTAP ボリュームをプロビジョニングできます。ボリュームサイズとファイルシステム SSD ストレージにはどのような違いがありますか? ファイルシステム上でこれらのサイズを確認するにはどうすればよいですか?

簡単な説明

新しい FSx for ONTAP ボリュームを作成すると、ファイルシステムのサイズとボリューム上の使用可能な容量に違いがあることに気付くかもしれません。これらの違いの例を次に示します。

  • 新しい FSx for ONTAP 1 TB ボリュームを作成したが、そのボリュームには使用可能な容量が 500 GB しか表示されない。
  • 5 TB の Amazon FSx ファイルシステムに 35 TB のボリュームがある。当初、ボリュームサイズは 25 TB だったが、容量の問題により 35 TB に更新された。

これらの不一致は、シンプロビジョニングまたはシックプロビジョニングが原因で発生する可能性があります。

Amazon FSx コンソールまたは AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) を使用して作成された FSx for NetApp ONTAP ボリュームは、シンプロビジョニングされます。NetApp ONTAP CLI を使用して作成されたボリュームは、デフォルトでシンプロビジョニングされます。ただし、-space-slo thick コマンドを使用してシックプロビジョニングされたボリュームを作成できます。次のコマンド例では、SVM_namevolume_name をユースケースに適した値に置き換えます。

> volume create -vserver SVM_name -volume volume_name -aggregate aggr1 -size 10G -space-slo thick

解決方法

SSD ストレージを確認する

FSx for ONTAP ファイルシステムでは、ボリューム用にプロビジョニングされた SSD ストレージはアグリゲートと呼ばれます。アグリゲートは、複数の RAID グループに配置されたディスクを集めたものです。df -A -h コマンドを使用して、ファイルシステムで使用可能な SSD ストレージ容量を確認します。

> df -A -h
Aggregate                total       used      avail capacity
aggr0_FsxId04598b6f90a5cb303_01
                         117GB       74GB       43GB      63%
aggr0_FsxId04598b6f90a5cb303_01/.snapshot
                        6349MB       20KB     6349MB       0%
aggr0_FsxId04598b6f90a5cb303_02
                         117GB       73GB       44GB      62%
aggr0_FsxId04598b6f90a5cb303_02/.snapshot
                        6349MB       20KB     6349MB       0%
aggr1                    861GB     8165MB      853GB       1%
aggr1/.snapshot           45GB       20KB       45GB       0%
6 entries were displayed.

注: FSx for ONTAP ファイルシステムには、ファイルシステム管理用のルートアグリゲートが必要です。FSx for ONTAP のルートアグリゲートは aggr0 で始まりますが、これはユーザーデータストレージには使用できません。ルートアグリゲート aggr1 は、お客様のボリュームがプロビジョニングされ、データが保存されるユーザーデータアグリゲートです。

ボリュームストレージを確認する

df -h コマンドを使用してボリュームサイズを確認します。

> df -h
Filesystem               total       used      avail capacity  Mounted on                 Vserver
/vol/vol_kumo/          9728GB      344KB      853GB       0%  /vol_kumo                  test_qtree
/vol/vol_kumo/.snapshot  512GB         0B      512GB       0%  /vol_kumo/.snapshot        test_qtree

前の例では、ボリューム vol_kumo は 9.7 TB で、使用可能なサイズは 853 GB です。853 GB は、aggr1 について表示されている使用可能なアグリゲートサイズと同じです。

SSD ストレージがいっぱいの場合は、ファイルシステムまたは SSD のサイズを大きくことができます。

注: ファイルシステムのサイズを小さくすることはできません。代わりに、より小さなサイズの新しいファイルシステムを作成する必要があります。

その他のコマンドを使用して、アグリゲートとボリュームで使用されている容量をよりきめ細かいレベルで確認できます。

> aggr show-space aggr1
> volume show-space <volume name>

関連情報

FSx for ONTAP ボリュームの管理

Configure volume provisioning options (ボリュームプロビジョニングオプションを設定する) (NetApp ウェブサイト)

FAQ: Over-provisioning aka thin provisioning in ONTAP (よくある質問: ONTAP でのオーバープロビジョニング (別名シンプロビジョニング)) (NetApp Knowledge Base)

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