Amazon Lex ボットのデフォルトのエラー処理を変更したいと考えています。どうすればよいですか?
簡単な説明
Amazon Lex では、定義済みのプロンプトの形式で、デフォルトのエラー処理をすることができます。しかし、フォールバックインテントを使用することで、ユーザー入力が一致しない状況にボットがどのように反応するかをより細かく制御できます。フォールバックインテントを使用して、会話フローを管理したり、ビジネスロジックを使用したり、ボットの会話を人間のエージェントに引き渡したりすることができます。フォールバックインテントをデザインして、AWS Lambda 関数を始動させ、回答を提供することができます。
解決方法
Amazon Lex V1 コンソールを使用してフォールバックインテントを設定する
注: Amazon Lex V2 コンソールから Amazon Lex V1 コンソールに切り替える場合は、ナビゲーションペインで [V1 コンソールに戻る] を選択します。
- Amazon Lex V1 コンソールを開き、フォールバックインテントを設定するボットを選択します。
- [インテント] セクションで、[+] の記号を選択します。
- 既存のインテントで AMAZON.Fallback を検索します。
- ビルトインインテントの名前を入力し、インテントを作成します。
- オプションで、新しく作成したフォールバックインテントのフルフィルメントコードフックに Lambda 関数を追加できます。これにより、フォールバックインテントが満たされたときに Lambda 関数がトリガーされます。
**注:**コンソールを使用して組み込みの AMAZON.Fallback インテントタイプをボットに追加することで、フォールバックインテントを追加できます。PutBot オペレーションを使用してインテントを指定するか、コンソールのビルトインインテントのリストからインテントを選択することもできます。
Amazon Lex V2 コンソールを使用してフォールバックインテントを設定する
- Amazon Lex V2 コンソールを開き、フォールバックインテントを設定するボットを選択します。
- [言語] セクションで、ボットが使用する特定の言語の下にあるインテントを選択します。
- [フォールバックインテント] を選択します。
- オプションで、フルフィルメントの高度なオプションを使用して、Lambda 関数をフルフィルメント用に有効にします。特定の Lambda 関数を使用するには、その関数をボットエイリアスにアタッチします。同じ Lambda 関数が、ボットがサポートする言語のすべてのインテントに使用されます。
注: 組み込みの AMAZON.Fallback インテントタイプでは、コンソールを使用してボットを作成すると自動的にボットに追加されます。API を使用する場合は、CreateBot オペレーションを使用してインテントを指定します。
次の項目をフォールバックインテントに追加することはできません。
関連情報
フルフィルメントの進捗状況更新の設定
AWS Lambda 関数の使用
AMAZON.FallbackIntent