スキップしてコンテンツを表示

EC2 インスタンスを別のサブネット、アベイラビリティーゾーン、または VPC に移動する方法を教えてください。

所要時間2分
1

Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスを別のサブネット、アベイラビリティーゾーン、または仮想プライベートクラウド (VPC) に移動するか、コピーしようと思います。

簡単な説明

既存のインスタンスは、別のサブネット、アベイラビリティーゾーン、VPC には移動できません。代わりに、ソースインスタンスから新しい Amazon マシンイメージ (AMI) を作成する必要があります。次に、新しい AMI を使用して新しいサブネット、アベイラビリティーゾーン、または VPC で新しいインスタンスを起動します。最後に、ソースインスタンスからすべての Elastic IP アドレスを新しいインスタンスに再度割り当てます。

次のいずれかの方法でインスタンスを移行します。

  • AWSSupport-CopyEC2Instance ランブックを使用して新しい AMI と新しいインスタンスを自動的に作成します。
  • AMI からインスタンスを手動で起動します。

解決策

前提条件

AMI を作成しても、インスタンス上のインスタンスストアボリュームのスナップショットは自動的に作成されません。詳細については、「Amazon EC2 インスタンスのインスタンスストアボリュームを Amazon EBS にバックアップする方法を教えてください」を参照してください。

AWSSupport-CopyEC2Instance ランブックを使用して新しい AMI と新しいインスタンスを作成する

AWSSupport-CopyEC2Instance ランブックは、インスタンスと同じ AWS リージョンで実行する必要があります。

ランブックを実行するには、次の手順を実行します。

  1. AWSSupport-CopyEC2Instance ランブックを開きます
  2. [オートメーションドキュメントを実行][シンプルな実行] を選択します。
  3. [入力パラメーター] で、コピーするインスタンスのインスタンス ID を [InstanceID] に入力します。インタラクティブインスタンスピッカーを使用する場合は、[すべてのインスタンスを表示] を選択します。
  4. [リージョン][SubnetID] にインスタンスのコピー先となるリージョンまたはサブネット ID を入力します。
  5. 該当するオプションフィールドに入力した後、[実行] を選択します。
  6. 進行状況を監視するには、AWS Systems Manager コンソールを開き、ナビゲーションペインで [オートメーション] を選択します。
  7. 実行中のオートメーションを選択し、[実行済みのステップ] を確認します。オートメーションの出力を確認するには、**[出力]**を展開します。

ランブックの完了後、[Elastic IP アドレスの再割り当て] セクションに進みます。

AMI からインスタンスを手動で起動する

インスタンスから新しい AMI を作成します

次に、以下の手順を実行して AMI から新しいインスタンスを起動します。

  1. Amazon EC2 コンソールを開きます。
  2. ナビゲーションペインで [AMI] を選択します。
  3. フィルターを **[自分が所有]**に設定し、新しい AMI を選択します。
  4. [AMI からインスタンスを起動] を選択します。
  5. [名前とタグ][名前] に新しいインスタンスの名前を入力します。既存の名前とタグを使用できます。
  6. [インスタンスタイプ] には、移動するインスタンスと同じインスタンスタイプを選択します。
  7. [キーペア (ログイン)][キーペア名] で、移動するインスタンスが使用するキーペアを選択します。
  8. [ネットワーク設定] で次の設定を行います。
    [ネットワーク] で移動先の VPC を選択します。
    [サブネット] で、新しいインスタンスを作成するサブネットを選択します。
    [ファイアウォール (セキュリティグループ)] には、移動するインスタンスで使用しているセキュリティグループと同じセキュリティグループを選択します。
    注: VPC 間でインスタンスを移行する場合は、移行先 VPC に新しいセキュリティグループを作成する必要があります。
    (オプション) 新しいインスタンスの要件に応じて、残りのフィールドを設定します。
  9. [ストレージの設定] で、デフォルトの設定をそのまま使用するか、ストレージ設定を変更します。
  10. [高度な詳細] セクションを展開し、インスタンスの設定要件に応じてパラメータを追加します。
  11. [概要] でインスタンス設定の概要を確認し、[インスタンスを起動] を選択します。
  12. インスタンスが起動すると、Success というメッセージが表示されます。インスタンスの状態を確認するには、Success メッセージ内でインスタンス ID を選択します。

Elastic IP アドレスを再割り当てする

注: 新しい EC2 インスタンスには、別のプライベート IPv4 またはパブリック IPv6 IP アドレスが割り当てられます。DNS エントリなど、以前の IP アドレスへの参照をすべて新しい IP アドレスで更新します。ソースインスタンスで Elastic IP アドレスを使用している場合は、そのアドレスを新しいインスタンスにアタッチする必要があります。

Elastic IP アドレスを再割り当てするには、ソースインスタンスから Elastic IP アドレスとの関連付けを解除します。次に、その Elastic IP アドレスを新しいインスタンスに関連付けます。Elastic IP アドレスは 1 つのリージョンでのみ使用できます。インスタンスを別のリージョンに移行すると、同じ Elastic IP アドレスは使用できません。

重要: 新しいインスタンスが期待どおりに動作していることを確認した後、AMI の登録を解除し、不要になった関連スナップショットを削除します。

関連情報

Amazon EBS ベースの AMI を作成する

ある AWS リージョンで AMI を作成し、別の AWS リージョンにコピーする方法を教えてください

コメントはありません

関連するコンテンツ