ダイレクトクエリモードを使用して Amazon QuickSight にデータをインポートしようとしましたが、クエリタイムアウトエラーが発生します。
簡単な説明
ダイレクトクエリモードを使用してデータを QuickSight にインポートするときにタイムアウトエラーが発生する一般的な理由は次のとおりです。
- データ準備に 45 秒以上かかる。
- ビジュアルの生成に 2 分以上かかる。
- クエリランタイムが、インポート元の AWS サービスのデータソースタイムアウトクォータを超えている。ウェブサービスのデータソースタイムアウトクォータを確認するには、AWS サービスクォータを参照してください。
**注:**2 分間のビジュアル生成タイムアウトクォータを増やすことはできません。
解決策
インポートするデータを制限する
QuickSight にインポートするデータの量を制限するために実行できる手順は以下のとおりです。
- 不要な列を選択解除する。
- QuickSight でデータセットにフィルターを追加する。
- カスタム SQL クエリで、WHERE や HAVING などの述語を使用する。
データを SPICE にインポートする
データを SPICE にインポートすると、クエリの処理が速くなります。それでもクエリタイムアウトエラーが表示される場合は、Athena から QuickSight SPICE にデータをインポートする際に生じるクエリタイムアウトエラーを解決するにはどうすればよいですか?を参照してください。
**注:**SPICE を使用する場合、データ準備用の 45 秒のタイムアウトクォータと、ビジュアル生成用の 2 分のタイムアウトクォータが適用されます。ただし、Amazon Athena を使用してデータを QuickSight にインポートする場合、クエリのタイムアウトは 30 分です。
インポートされたデータの SPICE クォータとダイレクト SQL クエリのクォータの詳細については、データソースクォータを参照してください。