Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) を使用してプッシュ通知を送信すると、プラットフォームアプリケーションが無効化されます。
簡単な説明
Amazon SNS は、モバイルデバイスのアプリに直接プッシュ通知メッセージを送信できます。たとえば、直接またはトピックへのサブスクリプションを通じて、モバイルエンドポイントに通知メッセージを送信するプラットフォームアプリケーションを作成できます。これにより、Apple プッシュ通知サービス (APN) や Google Cloud Messaging (GCM) などのアプリケーションのプッシュ通知サービスが、提供された認証情報を使用して Amazon SNS に登録されます。これらの認証情報は、プッシュ通知サービスとの通信に使用されます。
プッシュ通知サービスが Amazon SNS と通信できない場合、Amazon にフィードバックを返します。プッシュ通知サービスプロバイダーからのフィードバックに基づき、SNS がプラットフォームアプリケーションを無効にする場合があります。
解決策
プッシュプラットフォームアプリケーションが無効化されている一般的な理由は次のとおりです。
アプリケーションが手動で無効化された
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次のように AWS CLI コマンド get-platform-application-attributes を使用して検証できます。
aws sns get-platform-application-attributes --platform-application-arn arn:aws:sns:us-west-2:123456789012:app/GCM/MyApplication
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上記のコマンドの出力が Enabled の場合: False の場合は、次の AWS CLI コマンド set-platform-application-attributes を呼び出して、次のようにプラットフォームアプリケーションを有効化します。
aws sns set-platform-application-attributes --platform-application-arn arn:aws:sns:us-west-2:123456789012:app/GCM/MyApplication --attributes Enabled=true
注: AWS CLI コマンドの実行時にエラーが発生した場合は、AWS CLI の最新バージョンを使用していることを確認してください。
アプリケーションの認証情報が期限切れになっている、無効である、または取り消されている
- 証明書のステータスを確認します。認証情報が取り消されているか、無効か、期限切れになっているかを確認します。
- 現在の証明書を確認します。APNS プロダクションアプリケーションに APNS サンドボックス証明書を使用していないことを確認します。
これらの手順で問題が解決しない場合は、AWS サポート に連絡して、SNS プッシュ通知失敗ログを 4、5 件ほど共有してください。
注: Amazon CloudWatch Logs の詳細については、「AWS マネジメントコンソールを使用してメッセージ配信ステータス属性を設定する」を参照してください。
関連情報
GetPlatformApplicationAttributes
SetPlatformApplicationAttributes