Amazon WorkMail 経由で E メールを送信するよう、多機能デバイスを設定したいと考えています。どうすればそれができますか?
簡単な説明
WorkMail では、E メールの送信に Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) をサポートしています。WorkMail 組織がある AWS リージョンの SMTP エンドポイントを使用してアウトバウンド E メールを送信するように、多機能デバイスを設定できます。
多機能デバイスをセットアップするには、次のものが必要です。
- WorkMail ユーザーの E メールアドレスとパスワード。
- WorkMail SMTP エンドポイントの完全修飾ドメイン名 (FQDN)。
- WorkMail SMTP エンドポイント接続用の Transport Layer Security (TLS) 暗号化。
注: TLS は、その前身のプロトコルである SSL と呼ばれることがあります。WorkMail はポート 465 で TLS 暗号化された接続のみをサポートします。STARTTLS はサポートされません。デバイスが STARTTLS および TLS/SSL またはその両方をサポートしているかどうかは、ソフトウェアのドキュメントを参照してください。
- サポートされる添付ファイル。 注: サポート対象外の添付ファイルの種類を見る。
SMTP ゲートウェイを使用して E メールを送信するのには追加コストがかからないため、追加の予算は必要ありません。
解決方法
WorkMail ユーザーを作成するか有効にして、リージョンの SMTP エンドポイントを取得します。その後、多機能デバイスを構成します。
- WorkMail コンソールを開き、[ユーザーの作成] の手順に従います。
- (オプション) 既存ユーザーの有効化の手順に従います。
- Amazon WorkMail がインストールされているリージョンの SMTP TLS (ポート 465) エンドポイントを選択します。
たとえば、https://smtp.us-west-2.amazonaws.com は、米国西部 (オレゴン) リージョンの Amazon WorkMail SMTP サーバーのエンドポイントです。
- Amazon Simple Email Service (Amazon SES) SMTP エンドポイントに接続するよう多機能デバイスを構成します。
注: デバイスの構成は、メーカーやモデルによって異なります。詳細については、デバイスの手順を参照してください。
デバイスまたはクライアントソフトウェアでの送信 SMTP サーバーの構成について詳しくは、「Amazon WorkMail 用の IMAP のセットアップ」を参照してください。
関連情報
Amazon WorkMail のよくある質問