- 新しい順
- 投票が多い順
- コメントが多い順
Oracle_fdwを使用してAurora PostgreSQLから外部Oracleデータベースへの更新処理を最適化するには、いくつかのアプローチがあります:
-
ネットワーク設定の最適化:Aurora PostgreSQLインスタンスと外部Oracleデータベース間のネットワーク遅延を最小限に抑えることが重要です。両者を同じAWSリージョンに配置し、可能であれば同じVPC内に配置することを検討してください。
-
外部サーバ接続設定の調整:oracle_fdwの接続設定で、パラメータprefetchやlob_prefetchを調整することで、一度に取得する行数を増やし、ネットワークラウンドトリップを減らすことができます。しかし、当該パラメータの値を大きくするとメモリ不足に陥る可能性があるため変更時は注意が必要です (参考: oracle_fdw)。
-
インデックスと制約の最適化:外部Oracleテーブルのインデックスや制約を見直し、更新処理に不要なものを一時的に無効化することで、パフォーマンスが向上する可能性があります。
-
統計情報の更新:ANALYZEコマンドを使用して、外部テーブルの統計情報を最新の状態に保つことで、クエリプランナーがより効率的な実行計画を生成できる可能性があります。
これらの方法を組み合わせることで、Aurora PostgreSQLからoracle_fdwを使用した外部Oracleデータベースへの更新処理のパフォーマンスを改善できる可能性があります。具体的な設定値は、データ量やシステム構成によって異なるため、実際の環境でテストして最適な設定を見つけることが重要です。
Sources
Working with Oracle databases by using the oracle_fdw extension - Amazon Aurora
