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Step Functions から実行された Lambda 関数のエラーが CloudWatch アラームを発生させない原因には、いくつかの可能性があります。
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メトリクスの違い: Step Functions から実行される Lambda 関数のエラーは、通常の Lambda メトリクスとは異なるメトリクスで記録される可能性があります。Step Functions は Lambda 関数のエラーを "LambdaFunctionsFailed" というメトリクスで記録します。現在のアラーム設定が Lambda の "Errors" メトリクスを監視している場合、Step Functions 経由のエラーを検出できない可能性があります。
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メトリクスの遅延: Step Functions のメトリクスは best-effort ベースで配信され、遅延や不完全な場合があります。1分間の期間で評価しているため、メトリクスの遅延によってアラームが発生しない可能性があります。
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エラー処理の違い: Step Functions は Lambda 関数のエラーを独自に処理し、再試行やエラーハンドリングを行う場合があります。これにより、Lambda 関数自体のエラーメトリクスには反映されない可能性があります。
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名前空間の違い: Step Functions から実行される Lambda 関数のメトリクスは "AWS/States" 名前空間に記録される可能性があります。現在のアラームが "AWS/Lambda" 名前空間を監視している場合、Step Functions 経由のエラーを検出できません。
解決策として、以下のアプローチを検討してください:
- "LambdaFunctionsFailed" メトリクスを使用してアラームを設定する。
- アラームの評価期間を長くする(例:5分)。
- Step Functions の実行レベルのメトリクス(例:ExecutionsFailed)を監視する。
- "AWS/States" 名前空間のメトリクスを確認し、適切なメトリクスでアラームを設定する。
これらの調整により、Step Functions から実行される Lambda 関数のエラーを適切に検出し、アラームを発生させることができるはずです。
Sources
Monitoring Step Functions metrics using Amazon CloudWatch - AWS Step Functions
AWS Step Functions - Amazon CloudWatch
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