Performance InsightsのカウンターメトリクスとCloudWatchメトリクスについて

Performance Insightsは自動的にメトリクスをCloudWatchに公開しています。Performance Insightsダッシュボードで利用可能なほとんどのDBインスタンスメトリクスとディメンションはCloudWatchでも利用可能です。

Performance Insightsのカウンターメトリクスには、お挙げいただいたメトリクス以外にも多数あります。例えば、メモリ関連では os.memory.buffers、os.memory.cached、os.memory.dirty、os.memory.inactive、os.memory.mapped、os.memory.pageTables、os.memory.slab、os.memory.total、os.memory.writeback などがあります。

CPU使用率関連では os.cpuUtilization.idle、os.cpuUtilization.system、os.cpuUtilization.total、os.cpuUtilization.user、os.cpuUtilization.wait などがあります。

ロードアベレージ関連では os.loadAverageMinute.one、os.loadAverageMinute.fifteen、os.loadAverageMinute.five などがあります。

スワップ関連では、お挙げいただいた以外に os.swap.in、os.swap.out、os.swap.total などがあります。

ファイルシステム関連では os.fileSys.maxFiles、os.fileSys.usedFiles、os.fileSys.usedFilePercent などがあります。

これらのメトリクスはPerformance Insightsから自動的にCloudWatchに公開されるため、特別な設定をしなくてもCloudWatchで利用可能です。ただし、OSメトリクスの収集頻度はEnhanced Monitoringの設定に依存します。Enhanced Monitoringがオフの場合、OSメトリクスは1分ごとに収集されます。オンの場合は、選択した時間間隔で収集されます。

利用可能なカウンターメトリクスの完全なリストを取得するには、ListAvailableResourceMetrics APIを使用することができます。
Sources
Publishing Performance Insights metrics to CloudWatch - AWS Prescriptive Guidance
Performance Insights for counter metrics - Amazon DocumentDB
Performance Insights counter metrics - Amazon Aurora
Performance Insights counter metrics - Amazon Relational Database Service