CloudWatchlogsでEBSのログ取得

CloudWatch LogsでEBSのログを直接取得することはできません。EBSは基本的にブロックストレージサービスであり、独自のログを生成しません。

ただし、EBSボリュームの健全性や性能に関する情報は、CloudWatchメトリクスを通じて監視することができます。最近、AmazonはEBSボリュームのI/O健全性を監視するための新しいCloudWatchメトリクス「EBS Stalled I/O Check」を導入しました。このメトリクスは、EBSボリュームが要求されたI/O操作を処理しているかどうかを示し、0（合格）または1（不合格）のステータスを返します。

EBSに関連する情報を確認するには、以下の方法があります：

1. CloudWatchメトリクス：EBSボリュームの性能メトリクス（読み取り/書き込みの操作、バイト、待ち時間など）を確認できます。

2. CloudTrail：EBSに対するAPI呼び出しやボリュームの作成、削除などの管理操作のログを確認できます。

3. EC2インスタンスログ：EBSボリュームを使用しているEC2インスタンスのシステムログやアプリケーションログで、ディスクI/Oに関連する問題を確認できる場合があります。

新しい「EBS Stalled I/O Check」メトリクスを使用すると、EBSボリュームの障害をより迅速に検出し、対応することができます。このメトリクスを使用してカスタムダッシュボードを作成したり、アラームを設定したりすることで、EBSボリュームの健全性を効果的に監視できます。
Sources
New Amazon CloudWatch metric monitors EBS volume I/O health