AWS DMS: テーブル構造変更なしのSQLスクリプトによるデータ更新とレプリケーションの挙動について

1. はい、その理解で正しいです。AWS DMSの継続的なレプリケーション（CDC）機能は、ソースデータベースで発生したINSERT、UPDATE、DELETEなどのDML操作を検出し、それらの変更をターゲットデータベースに反映します。テーブル構造の変更を伴わないSQLスクリプトによる変更は、通常通りターゲットデータベースにレプリケートされます。

2. その理解も正しいです。テーブル構造を変更しないDML操作の実行では、DMSタスクのステータスは「ロードが完了し、レプリケーション進行中」のままで維持されます。これらの操作は通常のレプリケーションプロセスの一部として扱われるため、タスクステータスに変化は発生しません。

3. 一般的に、テーブル構造の変更を伴わないSQLスクリプトの実行は、DMSのレプリケーションに悪影響を及ぼすことはありません。DMSは設計上、このような通常のデータ操作を処理するように作られています。ただし、非常に大量のデータ変更を短時間で行う場合、レプリケーションの遅延が発生する可能性があります。また、ソースデータベースの負荷が高くなりすぎると、DMSがデータの変更を適切に捕捉できない可能性もあります。

しかし、データベースエンジンや、テーブル定義によっては、一部のDMLイベントが捕捉されない場合があります。 事前にドキュメントを確認し、検証を行うことをお勧めします。

重要なのは、DMSの設定が適切であること、そしてソースデータベースのログ保持期間が十分であることを確認することです。これにより、一時的な接続問題や遅延が発生しても、DMSが必要なデータの変更を確実に捕捉できます。

検証を行う際に、何か分からないことがあれば、AWS サポートにお問い合わせください。 お問い合わせの際は、ソース、ターゲットのデータベースエンジンの情報をご共有ください。

Sources
Creating tasks for ongoing replication using AWS DMS