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Greengrass Stream Managerでは、メッセージストリーム単位で優先度を設定できますが、この優先度の値がストリームの使用帯域や処理速度に直接影響を与えるわけではありません。
なお、SDKのドキュメントに優先度設定(priority)の範囲について明記されておりませんが、クライアントの実装コードから、当該優先度設定は、1〜10の範囲で指定できると認識しております。もし0〜10の値で設定できると記載された資料がありましたら、確認しますのでご共有いただければ幸いです。
優先度の設定は、主にストリームの相対的な重要性を示すものであり、ストリームマネージャーがリソースを管理する際の参考情報として使用されます。しかし、この優先度設定が自動的に帯域幅の割り当てや処理速度の変更をもたらすわけではありません。
例えば、優先度1と2の二つのストリームがある場合と、優先度1と10の二つのストリームがある場合で、それぞれのストリームの処理速度に自動的な変化は生じません。ストリームの実際の処理速度や帯域幅の使用は、主に以下の要因によって決定されます。
- ストリームマネージャーの全体的な設定(最大帯域幅、スレッドプールサイズなど)
- 各ストリームのエクスポート設定
- デバイスの物理的なリソース(CPU、メモリ、ネットワーク帯域幅)
- 現在のシステム負荷
ストリームの優先度設定は、リソースが制限されている状況下でストリームマネージャーがどのストリームを優先的に処理するかを決定する際の指針として使用される可能性がありますが、自動的に帯域幅や処理速度を調整するものではありません。
特定のストリームの処理速度や帯域幅の使用を制御したい場合は、ストリームマネージャーの全体的な設定を調整したり、個々のストリームのエクスポート設定を変更したりする必要があります。
ご参考資料:
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