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Direct Connect を利用してオンプレミス側で AWS からの通信を制限する場合、一般的に以下の方策が考えられます:
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BGP プレフィックスフィルタリング: オンプレミス側のルーターで BGP プレフィックスフィルタリングを設定します。これにより、AWS から広告される特定の IP プレフィックスを選択的に受け入れたり拒否したりすることができます。不要な経路を受け取らないようにすることで、通信を制限できます。
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ファイアウォールの設定: オンプレミスのネットワーク境界にファイアウォールを配置し、AWS からの incoming トラフィックを制御します。特定の IP アドレスやポートからの通信のみを許可するルールを設定することで、不要な通信をブロックできます。
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アクセスコントロールリスト(ACL): オンプレミスのルーターやスイッチで ACL を設定し、特定の送信元 IP アドレスや宛先 IP アドレス、ポート番号などに基づいてトラフィックをフィルタリングします。
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ルーティングポリシー: オンプレミスのルーターでルーティングポリシーを設定し、特定の宛先への経路を制御します。これにより、AWS からの不要な通信を適切なインターフェースやネクストホップに転送しないようにできます。
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セキュリティグループの活用: AWS 側で適切なセキュリティグループを設定し、オンプレミスへの不要な outbound トラフィックを制限します。これは AWS 側の制御になりますが、オンプレミス側の負荷を軽減するのに役立ちます。
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仮想インターフェイス(VIF)の設定: Direct Connect の仮想インターフェイス設定で、必要最小限の IP アドレス範囲のみを許可します。これにより、不要な IP 範囲との通信を防ぐことができます。
これらの方策を組み合わせて実装することで、オンプレミス側で AWS からの通信を効果的に制限できます。具体的な実装方法は、使用している機器やネットワーク構成によって異なるため、ネットワーク管理者と相談しながら最適な方法を選択することをお勧めします。
Sources
AWS Direct Connect - Building a Scalable and Secure Multi-VPC AWS Network Infrastructure
AWS Direct Connect gateways - AWS Direct Connect
AWS Direct Connect virtual private gateway associations - AWS Direct Connect
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