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アカウントごとにリージョンを制限する効果的な方法として、AWS Organizations のサービス制御ポリシー(SCP)を使用することをお勧めします。SCPを使用すると、組織内の特定のアカウントやOUに対して、許可または拒否するAWSサービスやリージョンを細かく制御できます。
以下の手順で実装できます:
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AWS Organizationsで、制限したいアカウントを含むOUを作成します。
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許可したいリージョン(バージニア北部、東京、大阪など)以外のすべてのリージョンへのアクセスを拒否するSCPを作成します。
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作成したSCPを該当のOUまたは個別のアカウントに適用します。
このアプローチには以下の利点があります:
- デフォルトで有効になっているリージョンも含め、すべてのリージョンを制御できます。
- Control Towerの統制の枠組みとは独立して、柔軟にリージョン制限を設定できます。
- アカウント作成時のデフォルトVPCなどのリソース削除の手間を大幅に削減できます。
ただし、SCPの適用には注意が必要です。既存のワークロードや今後の拡張計画に影響を与えないよう、慎重に計画を立てて実装することが重要です。また、AWS CLIやSDKを使用する場合、制限されたリージョンへのアクセスがエラーとなる可能性があるため、アプリケーションの動作確認も必要です。
この方法により、アカウントごとのリージョン制限を効果的に管理しつつ、運用負荷を軽減することができます。
Sources
AWS Digital Sovereignty Pledge: Announcing new dedicated infrastructure options | AWS Security Blog
回答済み 2ヶ月前
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