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お客様の認識は概ね正確です。RHELのEC2インスタンスにSSM Agent を導入し、セッションマネージャー接続を実現する手順について、以下のように補足説明いたします。
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RHELのEC2インスタンスには、デフォルトでSSM Agentが事前インストールされていません。
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SSM Agentを導入するには、以下のいずれかの方法を選択できます:
a. 他のEC2インスタンス(Amazon Linuxなど)や踏み台サーバーからSSH接続を行い、手動でインストールする。 この場合、EC2インスタンス作成時にキーペアを設定し、SSHアクセスを可能にする必要があります。
b. EC2インスタンス作成時に「ユーザーデータ」セクションにSSM Agentのインストールスクリプトを追加する。 この方法では、インスタンス起動時に自動的にSSM Agentがインストールされるため、SSH接続は不要です。
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インストール方法は、RHELのバージョンによって異なります。例えば、RHEL 8.xと9.xの場合:
x86_64アーキテクチャ: sudo dnf install -y https://s3.amazonaws.com/ec2-downloads-windows/SSMAgent/latest/linux_amd64/amazon-ssm-agent.rpm
ARM64アーキテクチャ: sudo dnf install -y https://s3.amazonaws.com/ec2-downloads-windows/SSMAgent/latest/linux_arm64/amazon-ssm-agent.rpm
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インストール後、SSM Agentを起動し、自動起動を有効にすることをお勧めします。
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インストールが完了したら、AWS Systems Managerコンソールからセッションマネージャーを使用してインスタンスに接続できます。
ユーザーデータを使用してSSM Agentをインストールする方法は、確かに有効で便利な選択肢です。この方法を使用すれば、SSHアクセスを設定する必要がなく、セキュリティを向上させることができます。ただし、既存のインスタンスに対してはこの方法を適用できないため、その場合はSSH接続による手動インストールが必要となります。
Sources
Install SSM Agent on RHEL 8.x and 9.x - AWS Systems Manager
Install SSM Agent on RHEL 6.x - AWS Systems Manager
Manually installing SSM Agent on Red Hat Enterprise Linux instances - AWS Systems Manager

早々かつご丁寧な補足説明ありがとうございました。 認識が合っていたことで安心しました。