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この状況には複数の要因が考えられます。
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Step Functions からの Lambda 実行時のエラー処理: Step Functions は Lambda 関数のエラーを内部で処理し、リトライやエラーハンドリングを行う可能性があります。これにより、CloudWatch に直接エラーとして報告されない場合があります。
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メトリクスの集計タイミング: CloudWatch メトリクスの集計には若干の遅延があることがあります。Lambda の処理時間が30秒ほどであることを考慮すると、1分間の集計期間では、エラーが次の集計期間にずれ込む可能性があります。
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Step Functions と Lambda の統合方法: Step Functions から Lambda を呼び出す際の統合方法によっては、エラーの報告方法が異なる可能性があります。
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CloudWatch と Lambda コンソールでの違い: Lambda コンソール上のモニタリングタブでエラーがカウントされているのに、CloudWatch のグラフでは検出されていない違いについては、以下の可能性が考えられます:
- データの更新タイミングの違い:Lambda コンソールとCloudWatchでデータの更新タイミングが異なる可能性があります。
- メトリクスの集計方法の違い:Lambda コンソールとCloudWatchで使用しているメトリクスの集計方法や期間が異なる可能性があります。
- フィルタリングの違い:CloudWatchでは特定の条件でフィルタリングされている可能性があります。
解決策として以下を提案します:
- Step Functions の実行ログを確認し、Lambda 関数のエラーがどのように処理されているかを確認する。
- CloudWatch アラームの設定を見直し、集計期間を長くするか、データポイント数を増やすことを検討する。
- Step Functions から Lambda を呼び出す際のエラー処理方法を確認し、必要に応じて調整する。
- CloudWatch Logs を使用して Lambda 関数のログを詳細に分析し、エラーの発生状況を確認する。
- AWS サポートに問い合わせ、Step Functions と Lambda の統合におけるエラー報告の挙動について詳細な情報を得る。
これらの手順を通じて、問題の根本原因を特定し、適切な対策を講じることができるでしょう。
Sources
Orchestrating Clinical Generative AI Workflows Using AWS Step Functions | AWS for Industries
Community | Demystifying AWS Lambda: Deep Dive into Serverless Computing
Step Functions - Incident Detection and Response Alarming Best Practices | AWS re:Post
Respond to CloudWatch Alarms with Amazon Bedrock Insights | AWS Cloud Operations Blog
AWS Lambda supports application performance monitoring (APM) via CloudWatch Application Signals - AWS
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