Aurora で insufficient capacity（容量不足）エラーが発生した場合の対象法

Insufficient capacity（容量不足）エラーは通常、 AWS が特定のアベイラビリティゾーン内で要求されたインスタンスタイプのキャパシティを提供できない状況を示しています。 Aurora でこのエラーが発生した場合、対処法としては以下の方法があります：

1. 別のアベイラビリティゾーン (AZ) を試す：例えば ap-southeast-2a でエラーが発生した場合、ap-southeast-2b や ap-southeast-2c など別の AZ で DB インスタンスの作成を試みてください。

2. 別のインスタンスタイプを使用する：例えば db.r8g.large で問題が発生している場合、db.r6g.large や db.r5.large など同等の別のインスタンスファミリーを検討してください。 Aurora Serverless v2 の場合は、最小および最大 ACU（Aurora キャパシティユニット）の設定値を変更することで当該エラーを回避できる可能性があります。

3. 時間をおいて再試行する：キャパシティの問題は一時的なものであることが多いため、数時間後や翌日に再試行すると解決することがあります。

停止中の DB クラスターを起動する際に、 insufficient capacity（容量不足）エラーが発生した場合は、別の AZ、 または別のインスタンスクラスでリーダーを作成できるか試し、リーダーを作成できた場合はフェイルオーバーによって作成したリーダーをライターに昇格することを検討してください。 また、 DB クラスターのスナップショット/バックアップから、新規の DB クラスターを復元することも検討してください。

参考 Troubleshooting for Amazon RDS - Amazon RDS insufficient DB instances available