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AWS Direct Connect Gateway (DXGW) と Virtual Private Gateway (VGW) の間のネットワークの冗長性については、以下のように考えることができます:
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AWS側のインフラストラクチャ: AWS側のネットワークインフラストラクチャは、高可用性と冗長性を考慮して設計されています。DXGWとVGWの間の接続は、AWSが管理するバックボーンネットワーク上で行われるため、基本的な冗長性は確保されています。
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ユーザー側での考慮事項: しかし、完全な冗長性と高可用性を確保するためには、ユーザー側でも追加の対策を講じることが推奨されます:
a. 複数のDirect Connect接続: 高可用性を確保するために、異なるAWS Direct Connect ロケーションを使用して複数のDirect Connect接続を設定することが推奨されます。
b. 複数のVirtual Interfaces: 単一のDirect Connect接続上に複数のVirtual Interfacesを設定することで、冗長性を高めることができます。
c. バックアップ接続: インターネット経由のVPN接続を、Direct Connect接続のバックアップとして設定することも可能です。
d. 地理的分散: クリティカルなワークロードの場合、異なる地理的リージョンにまたがる冗長構成を検討することも重要です。
e. リージョン間接続: 複数のリージョンを使用する場合、Transit Gateway PeeringやVPC Peeringなどを使用して、リージョン間の接続を確保することも検討すべきです。
結論として、AWS側の基本的な冗長性は確保されていますが、ビジネスクリティカルなワークロードや高可用性が要求される環境では、ユーザー側でも追加の冗長構成を検討することが重要です。AWS Direct Connectのレジリエンシーツールキットを活用し、ワークロードの要件に基づいてネットワークアーキテクチャを設計することが推奨されます。
Sources
AWS Direct Connect and VPNs - Amazon EC2 Overview and Networking Introduction for Telecom Companies
Hybrid cloud architectures using AWS Direct Connect gateway | Networking & Content Delivery
AWS Direct Connect | Find Locations | Amazon Web Services (AWS)
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