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FSx for NetApp ONTAPでiSCSI接続を使用している場合、個別のファイルやフォルダをスナップショットからリストアすることは可能です。ただし、このプロセスは直接的ではなく、いくつかのステップが必要になります。
一般的なアプローチとしては以下のような方法があります:
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スナップショットからクローンボリュームを作成します。
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このクローンボリュームを新しいLUNとしてマッピングします。
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Windowsサーバーに新しいLUNをマウントします。
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マウントされた新しいLUNから、必要なファイルやフォルダを元のボリュームにコピーします。
このプロセスを実行するには、FSx for NetApp ONTAPの管理インターフェースにアクセスする必要があります。通常、これはSSH経由で行います。
また、Windowsサーバー側でも新しいLUNを認識し、マウントするための操作が必要になります。これには、iSCSIイニシエーターの設定やディスクの初期化などが含まれます。
この方法を使用すると、ボリューム全体をリストアすることなく、スナップショットから特定のファイルやフォルダを選択的に復元することができます。ただし、この操作にはストレージ管理の知識とFSx for NetApp ONTAPの操作に関する経験が必要です。
なお、この方法はデータの整合性を保つために慎重に実行する必要があります。特に、アクティブなデータベースや常に変更されているファイルを扱う場合は注意が必要です。
Sources
Provisioning iSCSI for Windows - FSx for ONTAP
Managing storage on Windows servers with Amazon FSx for NetApp ONTAP | AWS Storage Blog
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